相続の基本について
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Q1. 相続って、いつから始まるんですか?
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被相続人(亡くなられた方)が亡くなった時点で相続が開始されます。その後、相続人の調査や財産の把握を進めていきます。
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Q2. 相続人には誰がなるのですか?
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原則として、配偶者と子どもが相続人です。子どもがいない場合は、親や兄弟姉妹が相続人になる場合もあります。
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Q3. 遺言書がある場合とない場合で、何が違いますか?
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遺言書がある場合は、その内容に従って相続が進められます。ない場合は民法に基づく法定相続が適用されます。
相続税について
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Q4. 相続税は誰にでもかかるのですか?
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基礎控除があります。「3,000万円+600万円×法定相続人の数」を超える遺産がある場合に課税対象となります。
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Q5. 相続税の申告期限はいつですか?
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被相続人が亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内に申告・納税が必要です。
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Q6. 現金がなくても相続税は払わないといけませんか?
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はい。ただし、延納(分割払い)や物納(不動産などで納税)といった制度もあります。
不動産・空き家について
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Q7. 実家を相続したら、どうすればいいですか?
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維持管理や固定資産税の問題があるため、売却・活用・空き家対策などを検討する必要があります。
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Q8. 不動産の評価はどのように行われますか?
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一般的には路線価や固定資産税評価額が使われます。条件により不動産鑑定が必要な場合もあります。
手続き・相談について
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Q9. 何から手をつければいいかわかりません。まず何をすべき?
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まずは相続人の調査と、遺言書の有無を確認しましょう。その後、財産の把握や専門家への相談が有効です。
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Q10. 税理士さんにはどこまでお願いできますか?
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相続税の申告だけでなく、生前対策、不動産評価、登記手続きの連携など幅広く対応可能です。
生前対策について
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Q11. 生前にできる相続対策にはどんなものがありますか?
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贈与、遺言書作成、不動産整理、生命保険の活用、家族信託などがあります。早めの対策がおすすめです。
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Q12. 子どもがいない夫婦ですが、どうしたらいい?
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遺言書の作成がおすすめです。兄弟姉妹が相続人になると手続きが複雑化することもあります。